書籍

- 発売日
- 2003年02月03日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-57906-1
奇襲はなぜ成功するのか
身に迫る“不意打ち”への対処を考える
著者 | 岩島久夫著 《国際政治軍事問題アナリスト、聖学院大学大学院教授》 |
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主な著作 | 『激動の世界まるかじり』(岩手日報) |
税込価格 | 649円(本体価格590円) |
内容 | 記憶に新しい9.11のテロはなぜ起きたのか。「全ての戦争は奇襲から始まる」意味を過去の例を検証しつつ、危機管理と平和を考える。 |
2001年9月11日、世界中を震撼させた「同時多発テロ」が起きた。貿易センタービルが瓦解する惨状を伝えた映像は、悪夢のように、今もわれわれの眼に焼き付いている。
貿易センタービルは10年前にも爆破テロの標的になった。アメリカは同じビルに、2度にわたってテロという「奇襲」に見舞われたことになる。なぜ、アメリカはこれらの「奇襲」を予見し、回避することができなかったのだろうか。
著者によれば、真珠湾攻撃しかり、「奇襲は必ず成功するものだ」という。本書では最近の3つの「奇襲」の実例を加えた12例を通して、そのカラクリと予見不能の危機への対処策を考察している。目的は国際問題を武力によって解決するためではもちろんない。世界の平和と繁栄を脅かす「奇襲」の本質を知り、いかにすれば卑劣な攻撃を避けられるかを考察したものである。核開発を再開した北朝鮮。不穏な空気が漂う今、必読の一冊である。
『奇襲の研究』を改題。
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