書籍

- 発売日
- 1998年08月05日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-60230-1
引退なき人生
著者 | 諸井 薫著 《作家》 |
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主な著作 | 『男の自負』(日本経済新聞社) |
税込価格 | 1,572円(本体価格1,429円) |
内容 | たよりない時代の中で、男はどう生きて行くべきか。中高年世代の迷いと戸惑いを浮き彫りにしながら説き明かす。成熟した男のための人生論。 |
日本は高齢化社会となり、近未来には、現在の年金制度が破綻をきたすことになると言われている。その一方で、世の中は、新時代に向けて変化すべき時であり、古い世代には早目に引導を渡し、世代交代を多いに促進しなければならないという風潮にある。どちらの流れにも、共通して底流にあるのは、「老人をどうするか」という問題である。引退して悠々自適の人が溢れれば、国家財政が崩れるし、元気に現役に留まれば、“労害”と言われるのである。果たして、老人は、これから先、いかにあるべきなのか。本書は、自らも老人であると自覚する著者が、その同世代人、及びその予備軍に、これからの生き方を示した、中高年世代へのエールである。「人は老いるのではなく、熟して行く。従って老人は、世の中の知者、長者としての誇りを持って生きて行かねばならない」というのが著者の考えの根幹であり、その態度こそがボケ、ヨボヨボを自ら予防すると説く。
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