民間療法ハンドブック
発売日
1998年08月21日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-60234-9

いざというときの
民間療法ハンドブック

著者 丁 宗鐵著 《東京大学医学部生体防御機能学助教授》
主な著作 『漢方なら治る病気』(読売新聞社)
税込価格 1,257円(本体価格1,143円)
内容 病院に行くほどではないが、体調がいま一つすぐれない、そんな時に役立つ民間療法を、初心者向けにわかりやすく解説する。



 社会が豊かになるのに伴って、健康への関心も高まりつつある。しかし、ごくささいな症状でも医療機関で診てもらったり、人間ドッグを頻繁に訪れることが多く、人によってはかえって健康不安に陥ることがある。その一方、医学の恩恵に浴することの少なかった昔の人々は、自己責任において健康を守り、病気を予防してきた。そのエッセンスが民間療法である。病院に行くほどではないが、体調がいま一つすぐれない。少しばかり、お腹の調子がおかしい、頭痛がする、鼻がつまる……。そんな時こそ身近な民間療法。それは、正月七日の七草粥、端午の菖蒲湯、冬至の柚子湯、餅と大根おろしの組み合わせ、葛湯、果てはお茶に至るまで、私たちの生活の中に溶け込んできた、いわば健康と医療に関する伝統文化そのものなのである。 本書では、安く、気軽にでき、即効性のある民間療法を、歴史から用法まで、コンパクトに解説。一家に一冊必携!