書籍

- 発売日
- 1999年01月07日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-60361-2
金融敗戦
著者 | 竹内 宏著 《経済評論家》 |
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税込価格 | 1,572円(本体価格1,429円) |
内容 | アメリカに大きく差をつけられた日本の金融。我々はなぜ敗れたか。長銀破綻のすべてを明かし、その失敗の教訓から金融再生の道を探る。 |
日本の金融機関の破綻が相次いでいる。また日本金融界は外国資本に押されている。我々はなぜ敗れたのか。本書では、著者が長年勤めた長銀が破綻に到ったすべてを明かし、その「失敗の教訓」から金融再生の道を探る。 まず初めに「長銀破綻の真実」で、「破綻させられた」長銀の実情を明かす。代表的急成長企業であった長銀が少しずつ経営を過ちバブル崩壊後に危機が進行、やがて政治の渦中に巻き込まれて破綻に到るまでが詳しく語られる。そこには、情緒的な社会に合理的な市場経済論が押し寄せ、それに適合できずに「金融敗戦」を余儀なくされた日本金融界の悲しさが象徴的に表わされている。そして「アメリカにおける銀行の衰退と復活」「規制緩和とバブル経済と銀行の没落」「失政が生んだ銀行の悲劇」「大競争時代に拡大する銀行の仕事」「東アジアの通貨危機」などの検証を通し、日本にとって「明るい金融文化の創造」とは何かを考える。
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