ペイオフに備えよう
発売日
1998年11月19日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-60423-7

ペイオフに備えよう
絶対安全の年一・四%定期に長蛇の列

著者 伊藤友八郎著 《株式会社「真友会」代表取締役社長》
税込価格 1,572円(本体価格1,429円)
内容 1000万円までの銀行預金は国が保障するという「ペイオフ」が2年後に迫った。預金者のお金の将来を豊富な図表で徹底解説する!



 「ペイオフ凍結解除」まであと2年少々となった。保護対象は原則として預金1000万円以内に限定されるが、経過措置として国内銀行の外貨預金・金融債・譲渡性預金なども、ペイオフ期限の2001年3月までは、全額保護されることになっている。それ以後は原則に戻るが、2年以上の長期積立預金や3年・5年物の金融債が問題となる。これらは完全にペイオフ凍結期限をオーバーしてしまう。 1000万円以下なら、どこに預けても預金保険機構が保護・弁済してくれるが、いざ取り付け騒ぎとなったら、一時的にしろ預金封鎖されることを覚悟しなくてはならない。いまや富士・さくら・大和といった大手銀行まで、インターバンク市場で資金ショートが懸念されている。これが銀行間の「信用収縮」である。ではどうすればいいのか。本書は、絶対安全の年1・4%定期預金について、最後の残された手段として図解で徹底解説。