小・中学校の「日本史」が人物20人でわかる本
発売日
1999年07月12日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-60686-6

小・中学校の「日本史」が人物20人でわかる本

著者 渡辺尚人
向山洋一
主な著作 小・中学校の「日本史」を20場面で完全理解』(PHP研究所)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 卑弥呼、織田信長、ペリー……。時代を象徴する人物20人から日本史を読み解く。時代背景から事件、ライバルの存在までも解き明かす!



 歴史の勉強というと、事件や年号を覚えることが中心で、歴史上の人物の生き方や考え方に触れる機会はなかなかない。しかし、本来「歴史」は、その時代を生きた人々によってつくられたもの。当時の人々が何を考え、どのような行動をとったのか、さらにそれがどのような影響を及ぼしていったのか。歴史の面白さはここに集約されている。 本書では、卑弥呼、源頼朝、織田信長、ペリーなど、各時代を代表する人物20人をとりあげ、各々が生きた歴史を興味深いエピソードと共に紹介する。 例えば、ペリーは幕府に白旗を2本渡し、降参する時はこれを用いるように促したこと、幕府の役人たちは当時の科学技術を理解していて、ペクザン砲を見てすぐに「ペーザン」と呟いたことなど、意外な事実やエピソードが読む者をワクワクさせる。 さらに、ライバルや時代背景の解説も設け、「日本史」全体の流れがつかめるように工夫もされている。必ず「歴史」が好きになる1冊!