書籍

- 発売日
- 1999年08月06日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-60746-7
開化探偵帳
竜馬暗殺からくり
著者 | 稲葉 稔著 《作家》 |
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主な著作 | 『吐蕃風異聞(とばんのかぜいぶん)』(講談社) |
税込価格 | 1,980円(本体価格1,800円) |
内容 | 坂本竜馬暗殺の犯人は一体誰か? その黒幕に実は意外な人物の姿が……。明治の名探偵・鬼木寛次郎の推理がさえる歴史ミステリーの傑作。 |
維新の立役者とも言うべき坂本竜馬暗殺事件は、未だに謎の多い事件である。京都近江屋で密会中の坂本竜馬と中岡慎太郎が、突然踏み込んできた侍らに斬られ、竜馬はほとんど即死、中岡は二日後に死亡した。犯人は逃走したが、いくらかの手がかりを残した。斬りつけてきた時発した「こなくそ」という四国の方言。置き忘れた刀のサヤと料亭の下駄などである。サヤと下駄は新選組のものと判明したが、後に京都見廻組の今井信郎が、自分が犯人だと自供した。これで片がつくかと思われた事件は、さらに新選組の大石鍬次郎が自供するとますますわからなくなった。一体、真犯人は誰なのか? 本書はこの事件の五年後に明治の邏卒が再調査するという設定のミステリー小説である。この愛すべきヒーロー鬼木寛次郎が、事件の真犯人を徐々に追いつめていく。すると 、そこに意外な黒幕の存在が浮かびあがってきたのである。物語はスリリングに展開し、感動のラストへと向かう。
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