少子高齢化ニッポン
発売日
1999年09月09日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-60790-0

大胆予測 これからどうなる
少子高齢化ニッポン

著者 舛添要一著 《評論家》
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 少子高齢化によって日本はどのように変わっていくのだろうか。国や地方、民間企業、そして個人はこの問題にどのようにかかわっていくべきなのか。これからの将来を大胆に予測、提言する。



 21世紀は間違いなく少子高齢化の世紀になるが、少子高齢化によって日本はどのように変わるのだろうか。またそのために日本は何をしなければならないのだろうか。本書は、そうした国民的課題、問いへの答えを見出すべく書かれた。 全体の構成は、1.少子高齢化のインパクト 2.社会的安全ネットの崩壊 3.過渡期のパラダイムシフト 4.少子高齢化の福祉ビジョン、の4章から成る。特に3章では、核家族から三世代家族へ、持ち家から借家へ、外国人移民を受け入れる社会へ、女性が生き方をより自由に選べる社会へ、などといったように、どのような価値観・考え方を新しい時代のパラダイムにすればよいかが述べられている。この本の醍醐味はまさにここにある。さらに、最終章では、年金改革、医療改革、介護保険、成年後見制度など、福祉のシステムがこれからどのように変わるかがよくわかる。 パラダイムシフトという観点から少子高齢化問題を扱った一冊!