書籍

- 発売日
- 1999年09月24日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-60837-2
「結核」の恐怖
意外に知らない伝染病?1の実体
著者 | 小池雄介著 《医療ジャーナリスト》 |
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税込価格 | 1,265円(本体価格1,150円) |
内容 | 結核感染者が急増している! 結核はもう克服された病気のように思われているが、実はまだわが国で最大の感染症だ。その実体に迫る。 |
結核は、人類がすでに克服してしまった病気のように思われているが、実際はまだまだ患者も多く、わが国においては、いまだに?1の伝染病である。特に一昨年、患者数が増加するに至り、わが国の将来の危険性を唱える専門家も多い。なぜか。それは、ストレプトマイシンなどの抗生物質が効かない、「多剤耐性結核」が生まれてきており、これに感染すると今のところ治療法がないからである。そして、現在、それに対する製薬メーカーにおける薬剤の開発も、まだこれからという状況だ。まさに我々は、危機的状況を迎えようとしているといっても過言ではない。 本書は、綿密な取材をもとに、気鋭の医学ジャーナリストが、先般、厚生省が出した「結核緊急事態宣言」の背景と、結核の真の姿を浮き彫りにした、いま注目の一冊である。本書では、単に現状を解説するに止まらず、これから我々のとるべき具体的な方策をも示している。まさに現代人必読の書と言えよう。
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