書籍

- 発売日
- 1999年11月22日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-60858-7
「日の丸・君が代」の話
著者 | 松本健一著 《評論家》 |
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主な著作 | 『日本の近代 開国・維新』(中央公論新社) |
税込価格 | 726円(本体価格660円) |
内容 | 日の丸は国家の、君が代は皇室の「存在証明」である??深い歴史的分析を通して、日本における国旗・国歌の本当の意味を明らかにする。 |
なぜ今法制化だったのか??天下統一のシンボルとして千年近い歴史を持つ日本国の存在証明としての「日の丸」。もともとは天皇礼式曲としてつくられた皇室の存在証明としての「君が代」。 来歴の異なる二つが併せて法制化されるに至るまでの世界的状況は、冷戦後の「アイデンティティ・ゲーム」の中で、日本もナショナル・アイデンティティの再構築という時代の課題をつきつけられていることを、色濃く映し出している。 「日章旗はいつ日本をあらわすようになったか」「日の丸が異国にはじめてひるがえったのはいつか」「ペリーが幕府にわたした白旗の意味とは」「君が代はなぜつくられたか」「日本という呼び名には法的根拠がないのか」「清国水兵の日の丸狼藉事件とは何か」「青島攻略は侵略か、割譲か」。 国旗・国家はなぜ必要なのか。その成り立ちと意味を、日本史の興味深い話をふんだんに満載しながら洞察し、21世紀日本の国家デザインを問いかける。
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