書籍

- 発売日
- 2002年05月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-62027-5
民族と国家
グローバル時代を見据えて
著者 | 松本健一著 《麗澤大学教授、評論家》 |
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主な著作 | 『「日の丸・君が代」の話』(PHP研究所) |
税込価格 | 792円(本体価格720円) |
内容 | 同時多発テロで何が変わったか!? パトリオティズム、グローバリズムなど国際問題を読み解く重要語の解説を通して、これからの民族の形に迫る。 |
20世紀を特徴づけたネーション(民族・国家・国民)という概念。だが、その終焉を予感させるように、2001年9月11日、米国で同時多発テロが起きた。グローバリズムとパトリオティズム(郷土愛)が台頭する中で、「民族」「国家」の定義も再考を迫られている。
本書では「民族(エスニシティ)」「国家」という言葉の起源を探り、その上で、現代における意味の変容を、オリンピックや湾岸戦争などの具体例をもとに解説。「ナショナリズムとは何か」「民族はフィクションか」「新しい民族は生まれるか」などの根本的な問いに迫っていく。
さらに日本「国家」成立の事情にも言及。「文化的ネーション」としての日本の特徴を示す。
<主な目次>◆民族の歴史はいつ始まったか◆日本文化はいかにして形成されたか◆日本のナショナリズムをどう捉えるか◆パトリオティズムの時代◆民族の生きるかたち
民族・国家のゆくえを深く洞察した、9・11後の「新・世界地図」。
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