聖書の科学
発売日
1999年12月10日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-60921-8

聖書の科学
天地創造・ハルマゲドンに秘められた真実とは

著者 天野 仁著 《理学博士》
主な著作 『宇宙の存在に癒される生き方』(徳間書店)
税込価格 943円(本体価格857円)
内容 人類始まって以来の大ベストセラー『聖書』に科学はどこまで迫れるか!? 宇宙万物統一理論を提唱する物理学者が、天地創造・終末論を論じる。



 「人類史上最大のベストセラー『聖書』に現代科学はどこまで迫れるか?」??時あたかも2000年、新千年紀(ミレニアム)を迎えようとしている今、キリスト教の聖典である聖書を読み返そうという試みは意義あることであろう。本書では、その案内役を宗教者ではなく、科学者が担っているところに最大の特徴がある。「光あれ」で始まる『創世記』天地創造のくだりと、光のかたまりの大爆発で宇宙が始まったとするビッグバン宇宙論に、何らかの関係を予感するのは筆者ばかりではないはずだ。本書ではさらに、イエスの誕生と復活の謎、ヨハネ黙示録で語られるハルマゲドン(最終戦争)の真実、ノアの箱舟と地球水没の可能性、ソドム・ゴモラの悲劇と核戦争、モーセによる紅海の奇蹟と宇宙人の飛来などの題材を、あくまでも科学者の立場にたちながら、想像の翼を広げて論じていく。聖書の、また、最新科学理論の入門書として、知的好奇心を満喫させる一冊である。