目からウロコの古代史
発売日
2000年03月16日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-61025-2

目からウロコの古代史
謎に満ちた時代を学ぶ面白さ!

著者 武光 誠著 《明治学院大学助教授》
主な著作 真実の古代出雲王国』(PHP研究所)
税込価格 1,485円(本体価格1,350円)
内容 古墳から出土されたものから何がわかるのか? 邪馬台国の全貌は? 聖徳太子の実像は?など謎から読み解く面白さ満載の古代史本!



 近年、日本全国から古代の遺物が発掘され、その都度テレビや新聞などで報道されている。しかし、たんに「何万年も前のものが出土された」という、古さだけに関心がいっていないだろうか。その遺物が存在していた時代背景や遺物のもつ意味がわかれば、もっとおもしろくかつ興味深く、それらのニュースに接することができるであろう。本書は、古代史を知らない人には、基本的な知識を、詳しい人には興味を抱かせる一冊となっている。

 縄文人たちの暮らしぶりから、古墳のルーツ、古代史最大の謎・邪馬台国や知られざる出雲王国、日本の原点である大和朝廷、聖徳太子、律令政治誕生までの流れが平易な文と図版でまとめられている。エピソードや逸話も満載で、この一冊で新しい古代史像があらわれてくるだろう。

 古代史とは、日本人の思想の原点がわかる時代だ。週末二日間で、現代文化のあり方と今後あるべき人間の姿が把握できるだろう。