提督と参謀
発売日
2000年08月01日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-61215-7

提督と参謀

著者 奥宮正武著 《元海軍中佐、大本営海軍参謀》
主な著作 大東亜戦争』(PHP研究所)
税込価格 1,760円(本体価格1,600円)
内容 元海軍航空参謀の著者が、今こそ語る25人の提督と参謀の真実の姿。著者の戦争体験の集大成として描く、昭和海軍の内実を正しく伝える書。



 元大本営海軍参謀である著者は、本書で取り上げた提督参謀のほとんどに面識があり、中には共に戦った人もいる。その著者が言う“著名な提督と参謀に関する図書では彼らが極めて優秀であったかのように書かれている。それなら、なぜわが海軍は敗れたのか”――。その原因は防衛庁研究所が編纂した102冊の『戦史叢書』に歴史学者が参加していなかったため、作戦の歴史的位置付けや重要な史実が省略されており、つくり話が史実であるかのように伝えられていることにある。本署は、著者が勇気を持って25人の海軍リーダーの真実の姿を描いている。取り上げた人は、米内光政、山本五十六、嶋田繁太郎、豊田副武、古賀峯一、近藤信竹、南雲忠一、塚原二四三、井上成美、草鹿任一、小沢治三郎、伊藤整一、栗田健男、山口多聞、宇垣纏、角田覚治、福留繁、大西瀧治郎、田中頼三、高木惣吉、黒島亀人、富岡定俊、高田利種、神重徳、源田実。海軍を正しく知るための書。