だだをこねる子供を上手になだめる法
発売日
2000年12月20日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-61439-7

だだをこねる子供を上手になだめる法

著者 オードリー・リッカー
キャロリン・クラウダー
片山陽子訳
主な著作 子供の「口ごたえ」と上手につきあう法』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 子供のわがままは、計画されたもの?! 泣きぐずるわが子に「降参」せずになだめる方法とは? アドラー心理学に基づく子育ての知恵満載。



 本書は、日米で話題を呼んだ『子供の「口ごたえ」と上手につきあう法』の続編。前著同様、著者たちはアドラー心理学に基づき、具体的な育児ノウハウを提案、支持されている。

 「口ごたえ」と並んで、子育てをする親を悩ませるのが、だだをこね、泣きぐずるわが子への対処。本書はこれに対し、三つの対処法を提唱する。1.結果を体験させる――子供がぐずりはじめたらどうなるかを取り決め、叱る代わりに一貫してそれを実行すること。2.毅然として立場を主張する――怒鳴ったり高圧的な態度を示したりせず、子供を尊重したていねいな話し方で、親の気持ちと、子供に望むことを伝えること。3.家庭に貢献させる――子供が家族に役立つことを通して、自分は必要とされているという気持ちをもたせること。

 これらを実行することで、子供はネガティブなやり方で親の注意を引く必要がなくなり、効果は大きいという。しつけを考える上で参考になる視点が多い。