子育てがつらくなったとき読む本
発売日
2001年08月22日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-61469-4

子育てがつらくなったとき読む本
悩めるママとの対話から

著者 大日向雅美著 《恵泉女学園大学教授》
主な著作 『子育てがいやになるとき つらいとき』(主婦の友社)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 子育てがつらい、虚しい、時々子どもを叩いてしまう……。本書はママ7人と著者の対話から、悩みのトンネルを抜け出す糸口をさぐる。



 子育てがつらい、虚しい、イライラして時々子どもを叩いてしまう。夫に相談しても上の空。こんなはずではなかったのに……。こんなふうにつぶやく母親が増えています。また、虐待事件が頻繁に報道され、母親批判が高まる中で「私がしていることも虐待かもしれない」と怯える母親も増えています。本書ではそんな母親たちが、座談会形式で育児のつらさや悩みを赤裸々に語り始めます。長年、育児ストレスの調査と相談に携わってきた著者は、それをやさしく受け止め、母親たちに自由に語らせながら、もう一度ゆっくりと子育てに対する考え方や夫婦の関係、そして母親自身の生き方について見つめ直すことを促し、母親たちは次第に自ら解決の糸口をつかんでいきます。登場人物はみな、育児に悩む典型的な母親ばかりです。彼女たちのそれぞれに異なった思いに共感し、それぞれに異なった心の変化をつぶさに見つめれば、子育てに悩む母親たちは必ず勇気づけられるでしょう。