書籍

- 発売日
- 2001年07月11日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-61556-1
人生レシピ
「定年」も「老い」もこれまた愉し
著者 | 藤本義一著 《作家》 |
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主な著作 | 『人生の賞味期限』(岩波書店) |
税込価格 | 1,375円(本体価格1,250円) |
内容 | 「老い」を心豊かに生きるには、方向を見失わないための“羅針盤”が必要だ。「人と仕事」を深く洞察してきた著者による生き方の指南書。 |
「年齢という調味料を加えてこそ、人間には深い味が出てくる」――本書は、人生の達人が語った、より良い人生を生きる知恵、生死観、労働観、人生観である。中でも自らを「旬の時代は過ぎ、賞味期限が切れている」と語る著者と小学校二年の孫との会話は印象的だ。「じっちゃん、賞味期限の切れたのは腐っているよ。毒になるんだから……」「そう。腐っているか、それとも毒だなあ。でもな、腐った匂いを撒きちらしてもいいしな、毒になればもっと面白い」。そして語る。腐臭を放つものを書きたいし、毒のような強烈なものも書きたい、と。また、祖父や父親からの教えを「心の中に今も抱く一基の羅針盤」とたとえ、人生の真理を説いていく。「親から受け継ぐのは資本ではない。受け継ぐのは親の流した汗と脂だ」「人間、悟りを得るのは死んだ時だ。諦めを、悟ったなどといってはならない」。どの言葉も胸に染みてくる。人生を想う時にそばにおきたい一冊。
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