書籍

- 発売日
- 2001年04月13日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-61590-5
内務省
名門官庁はなぜ解体されたか
著者 | 百瀬 孝著 《仙台大学教授、社会福祉士》 |
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主な著作 | 『事典・昭和戦前期の日本―制度と実態―』(吉川弘文館) |
税込価格 | 726円(本体価格660円) |
内容 | 明治6年(1873)創設以来、昭和22年(1947)米軍占領下で解体されるまで「国の国たるゆえんのもと」として霞ヶ関に君臨した怪物官庁の全貌。 |
明治六年(1873)初代内務卿大久保利通のもとに創設されて以来、敗戦後の昭和二十二年(1947)十二月アメリカ占領軍によって解体されるまで、大蔵省と並び立って霞ケ関に君臨した名門官庁・内務省の実像。
当時「政策は大蔵省、政府は内務省」といわれて絶大な権力を誇った内務省は、現在の総務省、国土交通省、厚生労働省、警察庁をあわせた巨大な権限をもちながら、きわめて簡素な行政機構と効率的な地方行政を実現していた。
「国の国たるゆえんのもと」として明治国家に不可欠の行政機構だった内務省が、なぜ占領によって解体されたのか。
その実力ゆえに今日も評価の揺れる「怪物官庁」の実態を、行政機構研究の第一人者が冷静な分析によって明らかにする。
序章・内務省の亡霊、第一章・内務省解体、第二章・大久保利通以来の名門、第三章・府県知事というもの、第四章・警察、第五章・社会行政など、終章・ふたたび、内務省とは何だったか。
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