書籍

- 発売日
- 2001年06月06日
- 判 型
- 四六判並製
- ISBN
- 978-4-569-61671-1
ドゥーイング・ファミリー
家族愛をどう取り戻すか
著者 | 小此木啓吾著 《慶應義塾大学総合政策学部教授》 |
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主な著作 | 『困った人の精神分析』(大和出版) |
税込価格 | 1,375円(本体価格1,250円) |
内容 | 子育てを拒否する母親、母親の役目を担う父親。家族で「ある」ことから家族を「する」ことが、現代家族の病理を救う。渾身の書き下ろし。 |
子育て、家事もしながら一生懸命働こうとするスーパーウーマン。現代は、母親であることが難しい時代だと著者は言う。巷には「母性崩壊」「幼児虐待」という言葉がにぎわっている。しかし、母親を責めるばかりではなく、時代に適した家族のつくり方が必要だと主張する。
そこで求められるのは「マザー・ファーザー」としての父親だと言う。「マザー・ファーザー」とは、文字通り母親の役目も担う父親像のことである。
それと同時に著者は「家族である(ビーイング・ファミリー)」から「家族する(ドゥーイング・ファミリー)」ことが大事だという。血縁関係である家族の形態が崩壊しつつある今、遠距離で暮らす家族の成員同士が点と点で結びつき、携帯電話やインターネットのようにネットワークで結びつく必要があるともいう。お互いに家族であることを意識し、家族をつくっていくことがこれからの家族を救う唯一の家族改革の道筋なのである。家族に悩む人必読!
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