山田太一、小此木啓吾、「家族」を語る。
発売日
2000年03月16日
判 型
B6判変型上製
ISBN
978-4-569-61051-1

山田太一、小此木啓吾、「家族」を語る。

著者 山田太一
小此木啓吾
主な著作 親ができるのは「ほんの少しばかり」のこと』(PHP研究所)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 人気脚本家と、精神分析の第一人者が、20世紀の家族の変遷を振り返り、21世紀のあるべき家族像を語り尽くす。混迷する家族を救う処方箋!



 新潟少女監禁事件以来、「ひきこもり」の問題に強い関心が集まっている。さらに、アダルト・チルドレン、お受験、幼児虐待、パラサイト・シングル、熟年離婚……「家族」に関する話題がメディアに登場しない日はない。

 本書は、『モラトリアム人間の時代』『「困った人」たちの精神分析』などの著書を持ち、日本の精神分析の第一人者として今なお活躍中の小此木啓吾氏と、「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」など、数々の名作ドラマを生み出してきた人気脚本家、山田太一氏が、日本の家族の「これから」を存分に語り合った一書である。

 「“老年期”こそ夫婦は輝く」「いじめを見て見ぬふりするのも、親の『やさしさ』(山田)、「セックスがなくても別れない日本の夫婦」「インターネットで家族ができる!?」(小此木)……家族のことで迷うすべての人へ贈る、暖かメッセージの数々。

 心が軽くなる、家族のための「幸福論」。話題沸騰、ベストセラー間違いなし!