書籍

- 発売日
- 2001年08月16日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-61806-7
ニューヨークで暮らすということ
著者 | 堀川 哲著 《札幌大学経済学部教授》 |
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主な著作 | 『おもしろ哲学史』(三一書房) |
税込価格 | 726円(本体価格660円) |
内容 | 百を越える言語、黒人、アジア、ユダヤ人など移民がひしめくこの町で、人々はいかにサバイバルするか。哲学教授による異色の生活体験録。 |
ニューヨークといえば、おしゃれでクールな街というイメージがある。しかし一方で、ドラッグや犯罪が横行する街という顔も存在する。そのどちらもニューヨークであるならば、いったい普通のニューヨーカーは何を考え、どのように暮らしているのであろうか。本書では哲学教授が留学体験を通して、ニューヨークに棲息する様々な人々の姿をリアルに描く。
人口の4割を占める移民。出身国は167、言語の数は116に及ぶ。様々な価値観の衝突のなかで、コミュニティの棲み分けが進み、次第に人々は定着していく。ニューヨークの繁栄の陰には移民たちの壮絶なサバイバル事情が隠されているのだ。
このような多人種社会では倫理など役に立たない。生き延びるには論理で相手の弱点を攻めるしかない。大学の授業もバトルそのもの。教師も生徒も実力主義のシビアな世界なのだ。
ガイドブックには描かれていない、ニューヨークという街の本当の姿がよくわかる好著である。
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