人は星、人生は夜空
発売日
2001年11月15日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-61807-4

人は星、人生は夜空

著者 曽野綾子著 《作家》
主な著作 『陸影を見ず』(文藝春秋)
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 本書は、人生後半を実りあるものにするためには、老いや健康、夫婦関係などのテーマとどう向きあったらよいのかを教えてくれる指南書。



 結婚、家庭、健康、病気、老い、死……。時代が移り、社会が大きく変わっても、これらは私たち人間にとって容易に解決できない永遠のテーマである。一日一日を生きていくなかで、常に壁となって行く手を阻み、私たちを苦しめる。それでも人間は歩み続ける。うまくいかなくても、挫けそうになっても、信念をまげず上を向いて。天空に輝く星に自分自身を重ねるように。

 一生はよくも悪くもなくただ続くものかもしれない。そんな日々過ぎて行く時間を、少しでも楽しく、目的を持って費やすならば、人生はみじめであるどころか、その人にとって眩い光彩を放つものになる。作家曽野綾子の数多くの著作には、そんなメッセージが散りばめられている。

 妻として、夫として、子として、親として。誰もが拠って立つ位置それぞれの、様々な場面で指針となる希望のことばがここに詰まっている。人生に悩み、闇夜に彷徨うあなたを厳しく、そして優しく照らしてくれる珠玉の箴言集。