書籍

- 発売日
- 2001年09月14日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-61825-8
国際連合という神話
著者 | 色摩力夫著 《浜松大学国際経済学部教授》 |
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主な著作 | 『オルテガ』(中公新書) |
税込価格 | 726円(本体価格660円) |
内容 | わが国の国連イメージは、常軌を逸した信仰のごときものになってはいないか。戦時国際法の第一人者が、日本人を呪縛する国際結社の「出生の秘密」に迫る。 |
日本人の「国連信仰」は筋が悪すぎる。国連はたんなる政治結社であって、国際社会を代表する機関ではない。恒久平和をめざした組織でもない。戦争を禁止すらしていない。かくも「ないない尽くし」の組織を、まるで「平和を愛する諸国民の公正と信義」を代表するかのごとく思い込むのは「筋の悪い」神話だ……。
著者・色摩力夫氏は外務省国連局課長を経験し、駐南米諸国の大使を歴任した外務省OB。日本では数少ない戦時国際法の専門家でもある。国連を「不まじめな国際結社」と断定する著者は、国連の「出生の秘密」からして、日本はいつまで経っても「外様大名」以上の扱いは受けられないと喝破する。にもかかわらず日本は、一位の米国とほぼ同額の国連分担金を支払っている上に、莫大な額のPKO特別拠出金を出している。人がよいにも程があるぞ、国際社会から笑われているぞと、国連信奉者には驚天動地の国際連合論を展開。請う、ご高覧。
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