「顧客主権」革命
発売日
2001年11月01日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-61881-4

「顧客主権」革命
流通の大変革が始まった!

著者 (財)店舗システム協会編
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 流通の革命として一世を風靡したSCM。しかし、次代は顧客の立場に立った需要主導の流通革命が主役になる。ODRSの先進事例を紹介。



 ものは商店の棚だけで買うものではない。そのシステムが徐々に普及しつつある。通信販売やインターネット・ショッピング、テレビ・ショッピングなど、ものの流通は、提供者側の思惑だけでは動かなくなってきた。つまり、供給過剰の社会(店の棚に商品が山と積まれる)では、スーパーマーケットや百貨店が流通の最先端で、そこに生産者と消費者の接点があった。しかし、これからの時代は、家にいる消費者が「ほしい」と思ったものを、生産者がつくる、もしくは供給するシステムに変わっている。本書は、こうした流通の大変革を理論と現場のレポートで構成した。

 (財)店舗システム協会が、各界の著名人、専門家を集め、新しい時代の流通のあり方を懇切丁寧に解説している。第一章の中谷巌氏曰く、「フランス革命や産業革命」のイメージと同様に、顧客主導の流通革命を論じる執筆者もいる。この変革を多くのビジネスマンに気づいてほしい。