明星大学生はうまくいく
発売日
2025年12月05日
概ね、この2日後に書店店頭に並びます
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-86038-1

明星大学生はうまくいく

著者 西山 昭彦著 《明星大学特別顧問・客員教授》
主な著作 立命館がすごい』(PHP研究所)
税込価格 1,650円(本体価格1,500円)
内容 東京・多摩のローカル大学ながら、同地域の「大学別社長出身ランキング」で早大、明大、慶大を押さえて第3位に。同校の強さに迫る。



 現在、4年制大学への進学率(2025年度)は59.1%で過去最高。ところが、私立大学を経営する全国543法人のうち、253法人が2024年度決算で赤字だ。赤字率は46.5%に上り、前期から5.7ポイント上昇した(商工リサーチ調べ)。

 進学率は上がっても、18歳人口という潜在需要層が大きく減少しており、供給(大学数)がその分減っていない。2025年度入学者では、私立大学のうち定員割れの大学は53.2%。すでに私立大の現状は危険水域にある(日本私立学校振興・共済事業団調べ)。

 東京都日野市にある明星大学は、1964年に創立。多摩地域で歴史の長い私立大学の1つである。学部は9学部1学環、学生数8582名。定員充足率111.2%(2025年5月1日現在)で、定員割れもなく、経営も黒字で、多摩地域にしっかり根差している。

 卒業生は人気企業や小・中・高の先生、国立大学大学院など多彩な道を歩み、多摩地域における社長輩出率は堂々の第1位。学生と関係者の声をもとに、私大「定員割れ」危機への処方箋を明らかにする。