書籍

- 発売日
- 2002年01月15日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-61964-4
おいしい<日本茶>がのみたい
著者 | 波多野公介著 《緑茶ジャーナリスト》 |
---|---|
主な著作 | 『おいしいお茶が飲みたい』(PHP研究所) |
税込価格 | 792円(本体価格720円) |
内容 | 紅茶や珈琲のように、日本茶を品種別に愉しむには? 長年、産地を歩き、緑茶の香味を探し求めてきた著者が、銘茶の見分け方を案内。 |
日常の暮らしに寛ぎを与えるお茶。特に緑茶は、日本人には欠かせない一服である。ところが昨今、ペットボトル茶が主流となり、本来の旨みや香味を失ってしまった。急須で淹れたお茶を所望しても、どろっとした「やぶきたの深蒸し」ばかり。かつて味わった、あの香味はどこへ消えたのか?
本書は、本物の日本茶を求めて産地を歩き、品種、製茶法、おいしい淹れ方を丹念に取材した力作である。
まず著者は、「やぶきたの深蒸し」一辺倒の茶業界に警鐘を鳴らす。「やぶきた」とは明治以降、開発された品種であり、「深蒸し」とは製茶法である。「やぶきたの深蒸し」は煎はきく(色は出る)が旨味や香味がうすいのである。しかし、この経済効率に走った「やぶきた一辺倒」が日本茶をまずくした元凶であると著者は語る。そこで「伊久美の荒茶」「和束の宇治茶」「藤かおり」「嬉野玉緑茶」など、これぞ日本茶の別天地といえる品種を紹介。銘茶の入手先リストも必見!
オンライン書店で購入する
※書店によって在庫の無い場合やお取り扱いの無い場合がありますので、ご了承ください。
※詳しい購入方法は、各オンライン書店のサイトにてご確認ください。
書店の在庫をみる
※新刊は、おおむね発売日の2日後に店頭に並びます
広告PR