「生きる力」をつけるドイツ流子育てのすすめ
発売日
2002年07月15日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-62034-3

「生きる力」をつけるドイツ流子育てのすすめ

著者 サンドラ・ヘフェリン著 《テレビリポーター》
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 10歳にして将来の進路を決める「自立」重視のドイツの子育て方法を、著者が育った環境から日本の子育てとの違いを踏まえて解説する。



 日本は大人になっても自立できない人が多いのはなぜなのか? 「やりたいことがわからない、見つからない」という若者が急増する日本。それに反し、10歳にして将来の進路を決め、その目標に向かって励むドイツ。ドイツと日本の両国で教育を受けた著者が、それぞれの教育システムの違いを明らかにする。

 主な内容は次の通り。勉強は学校、しつけは親/十歳で選択することのメリット/人間形成の責任は親にある/男の子と女の子を区別しない/ドイツでは仕事=夢/ほかの子どもと比べてはいけない/童話やメルヘンでモラルを教える/リサイクルの習慣は子どものときから/羽目をはずさせるのも教育

 ドイツの教育の目標は「大人になったら一人で生きていけること」である。「生きる力」をつける教育が自立につながるのだ。

 これから親になる人、自立できる子どもに育てたいと思う親たちへ。子どもの個性を大切にし、さらにその子の長所を伸ばすヒント満載の一冊!