目からウロコの日本の神様
発売日
2002年10月15日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-62477-8

目からウロコの日本の神様
『古事記』から台所の神さままで

著者 久保田裕道著 《國學院大学兼任講師》
税込価格 1,485円(本体価格1,350円)
内容 誰もがしたことのある「神頼み」。ではその神さまの正体を知っていますか? 日本の神様のことがよくわかる、とっても楽しい一冊!



 最近、小説やマンガ、映画には神話をモチーフとしたものや、神様そのものを題材に取り上げたものが多く、そのどれもが人気を博している。では一体神様ってどういうものなのだろうか?

 実は神様にはいろいろな姿がある。『古事記』や『日本書紀』に書かれているような、日本の国を造ってしまう神様や、人間にたたりをなす神様、馬の神様、歴史上の人物が神様になったり、楽しい神様、恐い神様、と数え切れない。神社で開かれるお祭りや縁日、御神輿も神様に関係することなのだ。近頃流行りの陰陽道や修験道、仙人も神様とは近しい関係にある。気がつけば私達の周りには神様がいっぱいいたのだ。

 本書はそうした様々な神様を解説し、あまり知られていなかった神様の姿をやさしく解き明かした、読み物としてもおもしろい一冊。図版を随所に盛り込み、身近にいる神様をいろいろ調べてみるための手がかりともなりうる好著。