「童謡」の摩訶不思議
発売日
2002年12月18日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-62566-9

おもしろおかしく「謎」を解く
「童謡」の摩訶不思議

著者 日本童謡の不思議研究会編
税込価格 1,430円(本体価格1,300円)
内容 くまさんは、なぜ「お逃げなさい」と言いながらついてくるのか(森のくまさん)など、不思議な歌詞の内容を興味深く検証する。



 なにげなく聞き過ごしてしまうことが多い童謡の歌詞だが、いったん気になりだすと、喉に刺さった魚の小骨のように気になって気になって仕方がない。そんな「小骨」をとろうと調べているうちに、ある者は歌詞の歴史を徹底的に調べあげ、またある者は妄想にも近いストーリーを組み立てていく!

 本書は、インターネット上で「童謡の摩訶不思議」を解き明かしている者が集まって研究会を結成し、つくられた本である。

 明らかになった「真実」とは……「森のくまさん」はじつは人間だった(!)こと、「やぎさんゆうびん」の白やぎさんと黒やぎさんの間には秘められた悲しい関係があった(!?)こと、「七つの子」は七羽か七歳か、はたまた……?など。さらに「はなさかじじい」からは“犬といえばポチ”の秘密がわかってしまうのだ。平井堅の歌で再び大ヒットしている「大きな古時計」の歴史的真相も明かされている。

 ミステリーあり、涙あり、爆笑ありの一冊。