コミットメントを引き出すマネジメント
発売日
2003年07月18日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-62812-7

コミットメントを引き出すマネジメント
社員を本気にさせる7つの法則

著者 野田稔著 《多摩大学助教授、リクルートフェロー》
主な著作 『企業危機の法則』(角川書店)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 才能のある社員を採用しモチベーションを与え、最大限の能力をひきだし会社に貢献させ続ける、コミットメント経営をわかりやすく解説。



 長きにわたる経済のダウントレンドの中で、多くの企業が業績不振に陥り、一人一人のビジネスマンにとって達成感に乏しい日々が続いている。うまくいかないから本気が出ない、本気が出ないからますますうまくいかなくなっている。

 コミットメントとは、献身・係わり合い・意欲などを意味するが、本書では仕事に対する「やる気」、「本気」という意味で扱う。人の心に沿った本気の引き出し方が本書のテーマである。

 具体的には、業務プロセスと評価尺度の透明化・認知や称賛のシステム・起業家精神の刺激・ミッションの構築などを組織に応じて自分たちの業務に適合していくことである。目的は、業績を維持するために組織を活性化することであり、「コミットメントの引き出し」はそのキーワードである。

 3M・リクルート・プロジェクトXなどの豊富な実践事例を用い、ブロードキャスターでおなじみの著者がミドルマネジメントにエールをおくる一冊である。