書籍

- 発売日
- 2003年03月14日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-62828-8
離婚の作法
終わりなき男と女の紛争劇
著者 | 山口宏著 《弁護士》 |
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主な著作 | 『裁判の秘密(共著)』(洋泉社) |
税込価格 | 792円(本体価格720円) |
内容 | 「離婚は女のためにある」。別離の際に妻が主張する「権利」という名の金銭的欲望に夫はどう身構えるか。年々激増する離婚裁判の内幕。 |
年間30万組の夫婦が別れる日本の離婚事情。両親や仲人が仲裁に入ったかつての人情味溢れる風景は姿を消し、すみやかな別離を促すルール=法律が無表情な顔で跋扈する。
「内助の功」を金銭化した財産分与に、子どもの幸せを盾にした養育費。離婚紛争からは、欲望を「権利」という名で語る女性のしたたかさと、憤懣やるかたない男の悲哀が滲み出る。
法律でしか解決できない夫婦喧嘩に豊かさはあるのか。人間の機微を失いかけている現代・男女関係の実態を、弁護士の視点で描く。
【内容紹介】文明の反映が結婚であり離婚である/「わがまま」が「権利」へ変容する/慰謝料は定額化して「離婚のすすめ」/女性の「籍」への関心の高さ/家裁は「ゴミの焼却場」/子どもに会いたければ、お金を出しなさい/浮気調査もIT化が進む/結局、離婚裁判は金の攻防/男から離婚の申し立てはするな/恋愛と夫婦愛は根本的に異なる/そして、だれも裁けなくなった……
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