書籍

- 発売日
- 2003年05月23日
- 判 型
- 四六判上製
- ISBN
- 978-4-569-62861-5
軍事がわかれば世界が見える
21世紀米軍の一極支配体制はいかにつくられたか
著者 | 長谷川慶太郎著 《国際エコノミスト》 |
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主な著作 | 『さらば「インフレ待望論」』(PHP研究所) |
税込価格 | 1,430円(本体価格1,300円) |
内容 | 米軍の無敵ぶりは、国際情勢をどのように変えていくのか。軍事と経済と世界のシステムの今後を予見し、日本の取るべき方策を説く。 |
2003年3月20日に始まった米軍によるイラク攻撃ほど21世紀の世界秩序を浮き彫りにした事件はない。わずか1カ月にも満たない短期間で日本の国土面積の1・5倍、人口2,200万人という国全体を占領し、その軍事力を完全に崩壊させ、24年間支配していた政権と、その支持基盤となっていた政党を解体させた。いまや、敵対する国あるいは勢力に対し単独で攻撃して、極めて短期間で圧倒する軍事力を保有しているのは米国一国だけである。国際社会の秩序維持に大きな役割を期待されていた「国連」の地位は大きく低下しただけでなく、国連が何を決議しようと、米国はそれを考慮することなく自国の政策を遂行するために優勢な軍事力を行使する。
なぜ米軍だけが今日の地位を確保できたのか。米軍の人的構成、幹部の補充方式、教育機関、柔軟かつ機動的に運用される軍隊組織、軍隊の運用を指導する政治の役割等に焦点を当てながら、その実態を明らかにする。
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