「宗教とオカルト」の時代を生きる智恵
発売日
2003年06月23日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-62866-0

「宗教とオカルト」の時代を生きる智恵

著者 谷沢永一
渡部昇一
主な著作 <谷沢>『人間通』(新潮文庫)、<渡部>『知的生活の方法』(講談社現代新書)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 「不安」な時代に蔓延するオカルト・宗教と日本人はいままでどうつきあってきたか? そしてこれからの時代はどうつきあっていくべきか。



 「インチキ宗教」や「エセ科学」がどんなにはびころうとも、これを知っていれば、決して騙されない。

 ますます混迷の度合を高める時代において、「宗教とオカルト」という人間の存在を大きく左右してきた問題の重要性と危険性は、ますます高まってきている。

 しかし日本人はこれまでの風土から、宗教を知らず、オカルトに弱い性質がある。

 そこでオカルトを長年研究対象にしてきた渡部昇一氏が、これまでの蓄積をもとに、(1)学問とオカルトの違い(2)良い宗教と悪い宗教との違い・判断方法(3)宗教とオカルトの類似性(4)オカルトと宗教を裏付ける奇跡について(5)宗教とオカルトがなぜ人をひきつけるのか(6)若者に対する、<日教組>教育の問題点(7)日本人は、宗教・オカルトとどうつきあっていくか等々について、親友・谷沢永一氏と縦横無尽に語り合う。

 白装束集団や、オウム真理教など身近にオカルトじみた、悪の集団があふれている昨今における、日本人必読の書。