<見えない宇宙>の歩き方
発売日
2003年07月18日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-62979-7

<見えない宇宙>の歩き方
ブラックホールからニュートリノまで

著者 福江純著 《大阪教育大学助教授》
主な著作 『アインシュタインの宿題』(大和書房)
税込価格 858円(本体価格780円)
内容 ブラックホール、ダークマター、ニュートリノ……<目には見えない>天体現象に迫りながら、従来にはない新しい宇宙の見方を提案する。



 太陽、月、無数の星々――何千年もの間、人類が地上から見上げてきた宇宙の姿。しかし天界には、肉眼では“見えない”謎と神秘が潜んでいた。

 宇宙空間で見られる青空や夕焼け、オーロラのような現象、太陽系10番目の惑星(?)エクボ天体、ドレスを着込んだブラックホール、宇宙の影の支配者ダークマター、幽霊粒子ニュートリノ――。さまざまな創意工夫によって、可視光以外の“見えない光”だからこそ見えてきたはるかに奥深い世界。ここ数十年の天文学の成果が一変させた、21世紀の新しい宇宙の見方を紹介する。

 <内容紹介> [1]天界の色彩 [2]天体の体温 [3]暗く、もっと暗く [4]細かく、もっと細かく [5]速く、もっとすばやく [6]宇宙のオカルト現象を暴き出す(連星と系外惑星) [7]宇宙の黒洞を照らし出す(ブラックホール) [8]宇宙の暗黒勢力を炙り出す(ダークマター) [9]もっと見えない宇宙(ニュートリノ) [10]さらに見えない宇宙(重力波)