おはなしのおもちゃ箱(2)
発売日
2003年08月27日
判 型
四六判変型並製
ISBN
978-4-569-63013-7

こんなとき読んであげたい
おはなしのおもちゃ箱(2)

著者 赤木かんこ編著 《児童文学評論家、本の探偵》
税込価格 1,210円(本体価格1,100円)
内容 子どもがウソをついたとき、友だちとケンカしたときなど、さまざまな状況に応じて教訓となるお話を集めた「読み聞かせ童話集」第二巻。



 おつかいにいったロバ・願いの指輪・ミダス王は黄金が大好き・小さいお嬢さまのバラ・ネコの王さま・北欧神話……など、世界各国のお話を集め、家族やともだち、夢や命の大切さを物語にたくして、子どもの心に届ける珠玉の童話集です(全33話)。

 「生きものの命について考えさせたいときに」「小さなことにまで配慮ができない子に」「お金の力を教えておきたいときに」「平気でうそをついてしまう子に」……など、それぞれのお話の最初には、その物語の効能が記してありますので、その日、その時々の子どもの状況や心境に合わせて、お話が選べるようになっています。

 著者は言います。「3、4歳から10歳くらいまでの子どもは、大人よりも、はるかに純粋で真剣な哲学者です。『人はなぜ生きるのか、なぜ人は殺しあうのか』――いろいろなお話から哲学をつくる材料を得ようとするのかも知れません」と。挿絵と一緒に、読み聞かせをお楽しみください。