書籍

- 発売日
- 2003年08月11日
- 判 型
- 新書判
- ISBN
- 978-4-569-63100-4
戦争報道とアメリカ
著者 | 柴山哲也著 《京都女子大学教授》 |
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主な著作 | 『情報人のすすめ』(集英社新書) |
税込価格 | 748円(本体価格680円) |
内容 | 国際世論は誰がつくるのか!? 戦争と深く結びついたメディア構造を考察し、ジャーナリズムと超大国アメリカの新たな関係を読み解く。 |
なぜアメリカは国際社会に“聞く耳”を持たないのか? アメリカメディアはどうして世界と意見を異にしたのか? 果たして、国際世論は誰がつくるのか?
本書は、イラク戦争で発揮されたメディアの影響力に焦点をあて、情報化社会における超大国の戦略を読み解く。
ライブ映像によって戦況までも変える戦場のジャーナリストたち。グローバル化の中で世界戦略を展開し続ける巨大情報資本。アメリカの創造的頭脳を担うシンクタンク。それらと結びつきを強めながら、背後で勢力を拡大するネオコン(新保守主義)。 一方、アラブ世界の視点で全く異なる現実をえぐり出すカタールの国際テレビ局・アルジャジーラ。それぞれの思惑が交錯する中で戦争報道が繰り広げられ、世界はますます混迷してゆく……。真実、正義とはいったい何か。世界化するアメリカに対して、ヨーロッパや日本のメディアには何ができるのか。
戦争と深く結びついた現代メディアの実態に迫る。
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