デジタル教材の使い方・活かし方
発売日
2003年12月01日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-63240-7

未来の教室の、元気な子どもたち
デジタル教材の使い方・活かし方
3年後の授業はこう変わる!

著者 任都栗新著 《東京学芸大学助教授》
税込価格 1,760円(本体価格1,600円)
内容 最新のITを使うとどんな授業ができるのか? 都内の小・中学校で先生と生徒が取り組んだ新しい授業のあり方を紹介する。



 教育のIT化が進んでいる。しかし、ほとんどの学校では子どもたちがパソコン教室や視聴覚教室に移動し、そこで授業を受けるという形式だ。パソコンに慣れていない先生も多く、子どもたちは一通りのパソコンの操作を覚えて終わりというのが授業の実態だろう。そこで著者は、都内の小中学校の教室にPDA、デジタルカメラ、プロジェクター、電子白番などを持ち込んで、いったいどんな授業ができるかを実験。その具体的な報告書が本書である。防災マップづくり(社会科)、私たちのくらしと森林(社会科)、チョウを育てよう(理科)、職場体験(総合的な学習の時間)、いじめ問題を考える(道徳)……さまざまな教科にITはどう使われたか。先生はどんな準備をしたか。子どもたちはどう授業に参加したか。成果はどうだったか。最先端の授業の中身が具体的に描かれているため、ITに疎い人もスラスラ読める内容になっている。