町工場こそ日本の宝
発売日
2005年07月15日
判 型
四六判上製
ISBN
978-4-569-64362-5

町工場こそ日本の宝
他人のやらないことをやるから儲かる!

著者 岡野雅行著 《(岡野)岡野工業代表社員、(橋本)政策研究大学院大学教授》
橋本久義
主な著作 <岡野・主な著作>『あしたの発想学』(二見書房)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 日本への製造業回帰の波が高まりつつある今、町工場の第一人者二人が、日本製造業のあり方をズバリ語り合う。強さの源はここにあり!



 ふたたび、日本製造業の時代がやってきた! 一時期、猫も杓子も中国へというブームが作られたが、それが誤りであったことは今や明白である。やはり、日本は「ものづくり」なのである。

 しかし、そうはいっても、この間の動きで、レベルが落ちてしまった日本メーカーが続出しているのも事実。それはなぜか? 何を失ったのか? 勝ち組メーカーと負け組メーカーとでは何が違うのか?

 「誰にもできない仕事」を手がけ続ける町工場の希望の星と、元・通産官僚にして2700社以上の現場を訪問している中小企業の第一人者が、縦横無尽に語り合う。「『雑貨』がつくれなければハイテクはつくれない」「日本の協力会社こそ『神の見えざる手』だ」「ものづくりにおいて能力主義は『麻薬』と同じ」「『まごころ』の日本VS『厳罰主義』の中国」「『技』はこうして磨け」……。

 「ものづくり」はこんなに素晴しい! 日本の行く先は明るい! 勇気がわき出る必読の一冊である。