「風が吹けば桶屋が儲かる」のは0.8%!?
発売日
2006年07月14日
判 型
新書判
ISBN
978-4-569-65432-4

「風が吹けば桶屋が儲かる」のは0.8%!?
身近なケースで学ぶ確率・統計

著者 丸山健夫著 《武庫川女子大学教授》
主な著作 『コンピュータ数学入門』(新興出版社啓林館)
税込価格 770円(本体価格700円)
内容 テストの偏差値、ギャンブルなど日常生活の不確定な事象を題材に、確率・統計の考え方を、難しい数式を使わずやさしく教える。



 「風が吹けば桶屋が儲かる」「宝くじはT・Kさんがよく当たる」「マークシート式の試験では、鉛筆転がしで平均点が取れる」というのは本当? 「鈴木さんと鈴木さんが結婚する確率は何パーセント?」「じゃんけんは、平均すると何回で決着がつくか?」「くじ引きで『残り福』となるための確率はいくら?」――。

 一見、不確実そうな事柄でも、統計的にデータを集めたり、確率を導き出すモデルを考えてみると、「原因と結果」のつながりが見え、実現性の目安がわかる。

 本書は、くじやゲームなど「遊び」の中にある確率から、視聴率や偏差値で使われる統計のしくみ、そして「文化」や「好み」といった数値化しにくいものの検証法まで、難解な数式を使わず紹介。

 数学が苦手でも楽しく学べる「確率・統計」的思考法。

 [内容例]第1章 「風と桶屋」の確率論/第2章 「遊び」の確率論/第3章 「平均神話」の統計学/第4章 「どんでん返し」の統計学