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「戦争責任」論の真実

「戦争責任」論の真実
戦後日本の知的怠慢を断ず

牛村圭著 《国際日本文化研究センター助教授》

靖国神社と「A級戦犯」を論じるなら、そもそも「戦争責任」をどう考えるべきかが問われるべきだ! 根源的問題に鋭く肉薄した注目の書。

税込価格
1,650円(本体価格1,500円)
発売日
2006年08月07日
判型
四六判上製
ISBN
978-4-569-65450-8
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Content

内容



 「靖国参拝」を巡る論議が白熱する中で、「A級戦犯」の「戦争責任」をどう考えるべきかという問題関心が高まりつつある。しかし、残念なことに、マスコミの報道や政治家の発言は、無知蒙昧で粗雑な議論に終始することが多い。本書は、『「文明の裁き」をこえて―対日戦犯裁判読解の試み』で第10回山本七平賞を受賞した著者が、不毛な議論に終止符を打つべく放つ、渾身の論考である。

 「歴史解釈は倫理をふりかざしての過去の裁断ではなく、論理を駆使しての過去の再構築である」。著者はこう語り、史料を精緻に読み解くことにより、問題の本質に迫っていく。戦争責任を検証するとはいかなることなのか。「A級戦犯」たちは敗戦責任を回避したのか。「責任」を引き受けた人、考えた人の苦悩と決意とは。「パル判決」とは何だったのか。そして、南方の裁判で散ったある学徒兵戦犯について……。

 問題の本質が明解に浮かび上がる、いまこそ読まれるべき書。

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