目からウロコの孫子の兵法
発売日
2006年07月24日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-65485-0

目からウロコの孫子の兵法
ライバルに勝つ65の知略!

著者 島崎晋著 《フリーライター》
主な著作 ビジュアル 目からウロコの世界史』(PHP研究所)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 「勝算の冷静な分析」「無勢で多勢に勝つ方法」「戦わずして勝つ」など、組織を率いて勝利する「孫子の用兵理論」を紹介する!



 『孫子』は2千年以上前に著された世界最古の兵法書であり、いまなお有用なものとみなされている。これは、中国に限ったことではなく、日本でも欧米でも同じような見方をされている。

 では、時代も地域も越えて、愛読されつづけてきたのはなぜか。それは、戦争に限らず、政治、外交はもちろん、仕事や親戚・友人関係など社会生活を営むうえで有益な道理が数多く含まれているからにほかならない。

 さらに、ことわざ、故事として現代にも息づく。例えば、「彼れを知り己れを知らば、百戦して殆うからず」「算多きは勝ち、算少なきは敗れる」、武田信玄の「風林火山」で有名な「その疾きこと風の如く、その徐なること林の如し」など現代人にも通じる名言がちりばめられている。

 本書では、その『孫子』全13篇を意訳・読み下し文・過去の実戦例を交えながらわかりやすく解説。また各章の終わりに、武経七書をはじめとする他の中国兵法、古戦場をも紹介する。