図解 日本経済のしくみ
発売日
2003年12月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66100-1

サクッとわかる
図解 日本経済のしくみ
財政・金融から、気になる景気動向まで

著者 小巻泰之監修
造事務所
主な著作 図解 政府・国会・官公庁のしくみ』(PHP研究所)
税込価格 692円(本体価格629円)
内容 モノの値段の決まり方や国際収支、景気対策の種類など、身近な経済から大きな経済まで、日本経済の「いま」を図とイラストで完全解説。



 1960年代、日本の高度経済成長は「アジアの奇跡」と呼ばれた。そして、2度のオイルショックを体験したものの、1980年代後半には経済力を取り戻し、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と賞賛された。

 しかし、1990年代に入ってバブルが崩壊。以降、長引く不況、進むデフレ、改善されない不良債権問題など、日本の経済システムは、一転、不良品のような扱いを受けている。いったい日本経済に何が起こったのだろうか。

 本書では、ここ十数年来の日本経済の歩みを象徴的に表わしている経済指標を、わかりやすい図にまとめるとともに、日本経済特有のシステムの解説、最近数年間の経済動向なども紹介した、日本経済の入門書中の入門書だ。

 どうも新聞の経済欄は苦手だという人も、本書を一読すれば、日本経済の大きな流れと最近の重要課題がわかり、にわか経済通になること請け合いだ。ビジネスマンはもちろん大学生、高校生にもお勧めの一冊である。