まるかじり礼儀作法
発売日
2004年01月05日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66120-9

ウンチク満載
まるかじり礼儀作法
有識故実から暮しのマナーまで

著者 丹波元著 《作家》
主な著作 京都人と大阪人と神戸人』、『大阪人と日本人』(PHP研究所)
税込価格 649円(本体価格590円)
内容 礼儀作法のマニュアル本はもう要らない! 歴史的変遷から日常の活用例まで、一読すればどんな状況にも対応できる礼儀作法“虎の巻”。



 明治時代には、喪服は白だった!?――“礼儀作法”には、それぞれ生まれてからの経緯があります。平安期の“有識故実”、武士社会の“武家礼法”、江戸の庶民の“江戸しぐさ”、明治維新による作法の西洋化……、そして太平洋戦争、高度成長、バブル崩壊。日本の近代期でも礼儀作法は変遷を続けながら、日本人の文化の写し絵として脈々と受け継がれてきました。

 本書は、そんな“礼儀作法”の歴史的変遷を紹介した一冊。「江戸時代にマナー本のベストセラーがあった」「“結婚式”と“葬式”のスタイルの差は明治初期の神道と仏教の争いが元」などの意外なウンチクや、「フルコースの食べ方」など現代生活での実践マナー例までも伝授します。細々した小難しい動作や知識をマニュアルとしていくら覚えても、実生活ではなかなか応用がききません。本書は時代背景をベースにした礼儀作法の“ウンチク”を紹介しており、どんな状況にも対応できる“一生もの”のマナーが身につきます!