日露戦争がよくわかる本
発売日
2004年02月02日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66129-2

20ポイントで理解する
日露戦争がよくわかる本

著者 太平洋戦争研究会著
税込価格 755円(本体価格686円)
内容 日露戦争はなぜ起こり、いかなる経緯をへて終結したのか。また各戦場での激闘の模様とは――20ポイントで全体像をわかりやすく解説。



 2004年2月は、日露戦争の開戦からちょうど100周年にあたる。当時世界屈指の軍事大国であったロシアを相手に、日本は戦いを挑み、そして勝った。世界の世論も日本を後押しし、その勝利は西欧列強の圧迫に苦しむアジア諸国に勇気と感動を与えた。しかし現在、日本人の記憶のなかで「日露戦争」は風化の一途をたどっている。

 本書は、日露開戦100周年にあたり、「日露戦争」の全体像が容易に理解できるよう、豊富な図版を駆使して解説した一冊。戦争発端の要因から、日本がいかなる経緯によって勝利を手にしたのかまでを追いつつ、203高地、日本海海戦などの著名な戦いの経緯、乃木希典、児玉源太郎、東郷平八郎などの将軍たちの略歴や戦いぶりなども整理して記述している。

 「日露戦争が始まったとき日本軍はどの程度の軍隊を持っていたのですか」などの20の設問によって章立てされ、日露戦争の基礎知識が手軽につかめる入門書。

 文庫書き下ろし。