30ポイントで読み解く「ローマ帝国衰亡史」
発売日
2004年07月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66227-5

30ポイントで読み解く「ローマ帝国衰亡史」
E・ギボンの歴史的名著が手にとるようにわかる

著者 金森誠也監修 《日本大学教授》
主な著作 『ユダヤ予言パワーの謎』(日本経済通信社)
税込価格 660円(本体価格600円)
内容 E・ギボンの歴史的名著『ローマ帝国衰亡史』。その骨子を30ポイントにまとめ、帝国の黎明期から衰亡にいたる歴史の変遷を追跡する。



 1776年に発刊され、たちまち稀代の名著と評されたギボンの不朽の傑作『ローマ帝国衰亡史』。第二次大戦時の英首相チャーチルに「その物語と文章にまったく圧倒された」と評され、インド首相となったネルーにも「流れるような旋律をもった文章をどんな小説よりも夢中になって読んだ」と語られたこの壮大な歴史ドラマは、数世紀を経た今日でも多くの読者を魅了している。

 本書は、帝国の絶頂期から滅亡へといたる『ローマ帝国衰亡史』の骨子と、そこには描かれていないがローマ帝国史を語るには避けられない建国期から帝政の黎明期へといたる発展途上の時代の動きを、あわせて30ポイントにまとめて解説する。「カエサルはどのようにガリア征服を成功させたか」「ディオクレティアヌス帝が帝国を四分割した理由」「コンスタンティノポリスはいかに陥落したか」など、1つ1つの問いから“大帝国がどう栄え、なぜ滅びたか”という壮大なテーマを浮かび上がらせた、画期的入門書!