知ってるようで知らない「お天気」の本
発売日
2004年08月02日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-66242-8

知ってるようで知らない「お天気」の本
「ところにより雨」って、どこに降るの?

著者 大野治夫著 《気象予報士、お天気キャスター》
主な著作 『なる本 気象予報士(共著)』(週刊住宅新聞社)
税込価格 586円(本体価格533円)
内容 「雪はどうして白いの?」「気圧の谷って何のこと?」など、天気や天気予報にまつわる意外な話・面白い話を気象予報士がやさしく解説!



 記録的な暑さに見舞われている今年(2004年)の夏。でも夏って、何でこんなに暑いの? それは太陽が高くから長い時間照りつけるため、地面や空気が暖まりやすくなるのが一つ。そしてもう一つは、「太平洋高気圧」がその原因。熱帯で暖まった空気が空に昇っていって、降りてきたのが太平洋高気圧。これが日本列島に、暑い空気を吹き出しているのです。

 本書は、気象予報士であり、TBSラジオでお天気キャスターとして活躍中の著者が、天気や天気予報にまつわる素朴な疑問をわかりやすく解説した一冊。「全国こども電話相談室」の回答者でもある著者による、同番組ホームページでの連載コラムがもとになっているため、子どもでもわかるような読みやすさがうれしい。「なぜ雨雲は黒くなるのか」「盆地や内陸部はどうして海の近くより暑いの?」「アメダスって何のこと?」「霜はどこから降りてくる?」など、ちょっと気になる話題を満載した手軽なお天気入門。