書籍

- 発売日
- 2005年07月01日
- 判 型
- 文庫判
- ISBN
- 978-4-569-66419-4
島津義久
九州全土を席巻した智将
著者 | 桐野作人著 《歴史作家》 |
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主な著作 | 『真説 本能寺』(学研M文庫) |
税込価格 | 985円(本体価格895円) |
内容 | 薩摩・大隅の二カ国から九州全土を席巻、名族島津の最大版図を確立した稀代の名将・島津義久。その波乱の生涯を克明に描いた力作小説。 |
戦国時代の島津氏といえば、関ケ原合戦で敵中突破を敢行した島津義弘がよく知られる。しかし、薩摩・大隅・日向の三州統一を果たし、島津氏を戦国大名として飛躍させた当主こそ、その兄・島津義久である。二歳違いの兄弟であった義久と義弘は、兄の「智」・弟の「勇」によって九州全域を席巻し、島津氏の最大版図を現出させた。
じつは当主であったことがない義弘に比べ、義久があまり語られてこなかったのはなぜなのか。本書では、一門や譜代、国衆の間にも火種を抱えながら、家中の結束に力を注いだ義久の苦悩に満ちた闘いの日々を描いていく。やがて秀吉との対峙と臣従、関ケ原後の家康との駆け引きと進むにおよび、要に座る義久の知恵と胆力が光ってくる。合戦での武勇譚では弟に劣るものの、最後に存続の危機から家を守った器量人の姿に、面目躍如たる義久の実像を見る思いがする。
鹿児島出身の歴史作家が渾身の筆で描く力作長編小説!
文庫書き下ろし。
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