文蔵 2008．8

　【特集】文士の墓にお参りする
●［エッセイ］江上　剛◎梅の古木と藤村の悲しみ
●［エッセイ］谷村志穂◎先生のおじいさん
●［エッセイ］岸本葉子◎大佛さんの猫
●＜鎌倉＞古都散策も楽しめる（川端康成、山本周五郎、澁澤龍彦、小林秀雄、開高健 ほか）
●＜青山霊園＞作家以外の超有名人たちも眠る桜の名所（岡本綺堂、志賀直哉、星新一 ほか）
●＜多磨霊園＞地図を片手にオリエンテーリング（吉川英治、江戸川乱歩、三島由紀夫 ほか）
●＜雑司ヶ谷霊園＞都電や地下鉄で、ぶらり散歩（夏目漱石、小泉八雲、泉鏡花、永井荷風 ほか）
●＜八王子＞自然満喫の文学ドライブ＆ウォーク（武者小路実篤、松本清張、藤沢周平 ほか）
●［ルポ］桜桃忌に参加してみました。……長谷川　敦

　［新連載小説］
●山本　弘　去年はいい年になるだろう　第1回「歴史が変わった朝」

　［話題の著者に聞く］
●インタビュー◎道尾秀介『カラスの親指』～どこか現実と地続きの、奥行きのある物語にしたかった～

　［連載小説］
●あさのあつこ　菖蒲長屋（2）～当世侠娘物語◎ガールズ・ストーリー（2）～
●高橋克彦　膨れ風～風の陣［裂心篇］（13）～
●中村彰彦　北風と太陽～花ならば花咲かん（5）～
●火坂雅志　お茶々　その三～「鬼神の如く」（11）～
●鏑木　蓮　少女椿のゆめ　その三～「思い出探偵・実相浩二郎」（11）～
●加藤実秋　これが現実だ～Are you Teddy？（4）～
●原田マハ　この地面から～「インディペンデンス・デイ」（11）～
●小手鞠るい　輪唱～もっとも危険な長い夜（2）～
●山本一力　焼津節　その二十七～「献残屋佐吉御用帖」（27）～

　［連載エッセイ］
●清水義範　エッセイは自慢話だ～「パロディだらけの日本文学」（3）～
●熊谷達也　シベリアの狩人～日本人の貌（4）～
●鹿島　茂　修道女たち～「『失われた時を求めて』を完読する」（8）～
●玄侑宗久　貧乏暇なし／門前の小僧習わぬ経を読む～「禅の『いろは』」（23）～
●小阪裕司　思考の近道に学ぶ～「バルバロッサな人～学術研究から学べる仕事と人生のヒント～」（23）～
●森永卓郎　母の「覚悟」～「森永卓郎の男の幸福論」（35）～

　［連載ノンフィクション］
●平山　讓　ノブナガの帰郷～逆風の人々（5）～