文蔵 2010.9・10
発売日
2010年09月01日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67218-2

文蔵 2010.9・10

著者 PHP文庫「文蔵」編集部編
税込価格 681円(本体価格619円)
内容 【特集】今、「医療小説」が熱い! ◎インタビュー 海堂尊/久坂部羊 ほか 【新連載小説】あさのあつこ「ガールズ・ストーリー[自立篇]」 【新連載エッセイ】赤瀬川原平 【連載小説】宮部みゆき「桜ほうさら」/池永陽「向こうがわの蜂」 ほか 【読切小説】田牧大和「鯖猫長屋浮世ばなし」



 【特集】今、「医療小説」が熱い!
●[インタビュー]海堂 尊◎面白い小説を書くことが、医療の再生に繋がる
●[インタビュー]久坂部羊◎現場の「闇」をオープンにして、等身大の医療を伝えたい
●生と死の感動のドラマに満ちた医療小説16 「現役医師」だからこそ描けること/時に緊迫、時にほのぼの。医療現場の悲喜こもごも/緊張感漲る救命現場にあるドラマ/歯科医に臨床心理士。これも広義の医療小説!

 【新連載小説】
●あさのあつこ◎父に憧れ、女医を夢見る娘おいちの恋と友情の物語『当世?娘物語』 ガールズ・ストーリー 自立篇

 【連載小説】
●宮部みゆき 桜ほうさら(19)
●津本 陽 心眼 忍びの者(3)
●朱川湊人 オツベルと象と宇宙人 箱庭旅団(4)
●安部龍太郎 兄弟の盃 獅子王氏郷(9)
●安部龍太郎 夢を継ぐ者 獅子王氏郷(8)
●池永 陽 連作障害を知っていますか 向こうがわの蜂(9)
●ヒキタクニオ 拉致る 跪き、道の声を聞け(9)
●中村彰彦 大老のまなざし 花ならば花咲かん(30)
●火坂雅志 大和守護 その五 鬼神の如く(36)

 【連作読切小説】
●田牧大和 開運うちわ 鯖猫長屋浮世ばなし(2)

 【特別企画】
●『投竿翁遊々日記』刊行記念「夢枕獏さん、小田原で大魚を釣る!?」

 【話題の著者に聞く】
●有栖川有栖 『闇の喇叭』~私にとって「初めて」がいっぱい詰まった作品です
●村木嵐 『マルガリータ』~資料を読んで抱いた疑問が小説誕生のきっかけに
●高殿 円◎『トッカン 特別国税徴収官』~誘いがあれば、何でもやってみたい性分なので

 【連載ノンフィクション】
●河合香織 日曜午後一時 地域に根ざすカフェ 「ウィークエンド」(12)

 【連載エッセイ・漫画】
●赤瀬川原平 新連載「墓活のこと」(1)墓活がはじまる
●今日マチ子 「ペコポコ」(8)
●茂木健一郎 一匹のむく犬の如く 言葉と測りあうために―心と脳に効く名言(11)
●鹿島 茂 ジルベルト 『失われた時を求めて』を完読する(33)
●竹内一郎 自分の「フォーム」を崩すな ここ一番に強い人(18)