文蔵 2010.8
発売日
2010年08月02日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-67217-5

文蔵 2010.8

著者 PHP文庫「文蔵」編集部編
税込価格 681円(本体価格619円)
内容 【特集】知識ゼロから「警察小説」を楽しむ ◎インタビュー 笹本稜平/乃南アサ/誉田哲也 ほか 【連載小説】津本陽「忍びの者」/宮部みゆき「桜ほうさら」/朱川湊人「箱庭旅団」/大倉崇裕「白虹」 ほか 【読切小説】田牧大和



 【特集】知識ゼロから「警察小説」を楽しむ
●◎インタビュー 笹本稜平 日本の警察組織はあらゆる企業組織の縮図だ
●◎インタビュー 乃南アサ 警察ならではの様々なタイプの人間たちを描き続けて
●◎インタビュー 誉田哲也 警察官を職業に選んだ人間の、葛藤と成長を描きたい
●これだけ知っておけば楽しく読める基礎知識(1)「キャリア」と「ノンキャリア」の対立/(2)SPや公安もいる「警視庁」/(3)企業よりきびしい!? 警察官の「階級」
●捜査を支えるスペシャリストたち(1)鑑識課/(2)科学捜査研究所
●一匹狼から人情派、悪徳刑事まで「名刑事」ファイル17
●警察小説の細部にハマる 警察モノ知識

 連作読切小説
●田牧大和 鯖猫長屋浮世ばなし(1)猫描き拾楽

 連載小説
●津本 陽 霊力 忍びの者(2)
●朱川湊人 黄昏ラッパ 箱庭旅団(3)
●安部龍太郎 夢を継ぐ者 獅子王氏郷(8)
●池永 陽 人類にとって途方もなく大切な物 向こうがわの蜂(8)
●ヒキタクニオ おまえ本当に日本人か? 跪き、道の声を聞け(8)
●大倉崇裕 犯人 白虹(終)
●中村彰彦 遠き別れ 花ならば花咲かん(29)
●火坂雅志 大和守護 その四 鬼神の如く(35)

 好評連載小説
●宮部みゆき 桜ほうさら(18)

 話題の著者に聞く
●貫井徳郎『明日の空』「人間はどんな時に驚くか」を理詰めで考えた作品です
●乾 ルカ『あの日にかえりたい』「世の中、悪くないかも」とほんの少しでも思ってもらいたい

 連載ノンフィクション
●河合香織 金曜午後七時 サラリーマン馬主 ウィークエンド(11)

 連載エッセイ・漫画
●今日マチ子 ペコポコ(7)
●茂木健一郎 自分の置かれた、その中で 言葉と測りあうために──心と脳に効く名言(10)
●鹿島 茂 回帰と変容 『失われた時を求めて』を完読する(32)
●竹内一郎 「譲れない自分」と出会う ここ一番に強い人(17)